お屠蘇教室に参加した感想、薬研(やげん)写真あり 2021年12月
2021年12月12日 佐賀県佐賀市の徐福長寿館で行われた【手作り屠蘇教室】に参加しました。以前から年末になると広報誌で見かけていたので、興味がありました。
今回タイミングがあって、ようやく行けました!
講師の先生は「野中烏犀圓」当主の野中源一郎さんです。
「野中烏犀圓」というのは、江戸時代より佐賀・鍋島藩の妙薬「野中烏犀圓」(野中ウサイエン)を作っている製薬会社です。
講座は、はじめにお屠蘇の歴史の話があり、その後、器具を使って材料をつぶしたり、9種類の生薬を紙コップに入れて混ぜ、小袋にわけて入れました。4袋できました。それをお馴染みの紙の包みに入れれば完成です。
こちらは、香りが飛んでしまう ので、密閉できる袋に入れ、冷蔵庫で保管するのが良いそうです。
後半は、建物の外にある薬草園を先生の説明を聞きながら探索しました。
どのような草木か、効用はどうかなど聞きながら見るのは、とても楽しめて、勉強になりました。
例えば、”ステビア”という植物を、今回は特別に、その場で葉をちぎって味わってみました。(管理人さん確認済)すると甘い!
砂糖の代替品で、甘さは砂糖の50~300倍ともいわれカロリーはゼロとか。役立つ情報聞いちゃった!一緒に参加した人たちと一番盛り上がったとこです!!
以前、ここを見学したことがありますが、何も知らないで見た時と大違いでした。
講座で面白かったのは、薬研(やげん)という器具を使ったことです。
漢方医などが用いる金属製で、材料を碾いて粉末にしたり、すりつぶして汁を作る器具です。ほんの数グラムを粉末にしましたが1種類の体験でもけっこう大変でした。
お正月にありがたくいただきました。自分で作ったものは愛着がわきます。今年の運気上がったかしら?
実は、先生のお母様がお屠蘇の残りを冬の間ずっと飲み続けたと伺ったので、後日追加を求めにお店に行きました。今でも運転などしない(お酒なので)予定のない朝あるいは、夜に飲み続けています。
量は少しです。20CC位かな。(私は砂糖はいれません)冷え性なので私にはあっているようです。
ちなみに、私はひとつの袋で2回使います。薄くはなりますが風味はうっすらあります。そして2回使ったものを2,3袋パックのままお風呂に入れます。入浴剤代わりです。効果はわかりませんが、さら湯よりいいと思います。自己満足で幸せです。(もし真似される方は、衛生面に気を付けて、自己責任でお願いします。またお屠蘇を飲むことも。私は今のところ普段薬は飲んでいません。持病のある方やお薬を飲んでいる方はかかりつけのお医者様にご相談ください。)
お屠蘇の使い方を調べると、お屠蘇をもらったけど飲まないという人は、チャーシューの調味料にするなどいろいろありました。美味しそう。
もう在庫はあと少しなので、来年も教室に参加して、お屠蘇を、もっと沢山買っておこうと思いました。